ご自身の十二支の守り本尊ご存じですか？

あなたは、ご自身の十二支の守り本尊ご存じですか？

十三仏に名を連ねる仏のうち８仏が十二支の守護仏（守り本尊）です。

各支の守護仏に合致する仏は次の通りです。

子（ねずみ）千手観音
丑（う　し）虚空蔵菩薩
寅（と　ら）虚空蔵菩薩
卯（　う　）文殊菩薩
辰（た　つ）普賢菩薩
巳（　み　）普賢菩薩
午（う　ま）勢至菩薩
未（ひつじ）大日如来
申（さ　る）大日如来
酉（と　り）不動明王
戌（い　ぬ）阿弥陀如来
亥（　い　）阿弥陀如来

さて来るべき未年の守り本尊は大日如来です。縁日は、毎月８日。

大日如来とは、宇宙そのものであり、太陽を超える「光り輝き、遍く照らす」を意味します。

遍照如来、摩訶毘廬遮那如来、遍照尊とも呼ばれ、その姿は精神の世界(仏の智)を表す「金剛界大日如来」と、物質の世界(仏の理)を表す「胎蔵界大日如来」の二面を持ち併せております。

金剛界大日如来は、左手の人さし指を胸前で立て、その人さし指を右手の拳で包み込む「智拳印」を結んで、全てを断ち切る金剛石のような強い智恵を表しております。

胎蔵界大日如来は、左手を下に右手を上に腹の前で組む「法界定印」を結んでいます。

真言宗のご本尊でもある大日如来。特に年男・年女のあなた、寺社仏閣を訪ねご縁があった際には、是非とも手を合わせ、健やかにお過ごせる様にお祈りしましょう。